1月の本
ヴァレンタインのテンションが上がらない。そういう年もあるかな……?
テンションのあがるチョコレートを買っていないのに、おやつは食べ過ぎていてよくない。控えていこうね。
1月前半は全然本を読めなかった。体調を崩して眠り続けていた。運動もさぼりがちな年始。
小説
香君【上・下】(上橋 菜穂子)
本屋さんで見かけるたびに気になっていたのを年始に買って、一気に読み切った。途中苦しかったけれど、優しい話で良かった。
君の話 (三秋 縋)
三日間の幸福を初めて読んだときにびっくりしたのに、ずっと他の作品を読んでいなかった。好きすぎると他を読むのが怖い、というの分かりますか……?
読んでよかった。オチがなんとなくみえてても切ない
目をあけてごらん、離陸するから (大崎 清夏)
私はすごいものを読んだかもしれない。ずっとそう思っている。エッセイと小説が混ぜ込まれていて世界にくらくらする。できるかもしれないことが見える。これを読んでから、無いはずの記憶が、ずっとリフレインしている。
ぎゅう、と縮こまっていた心が広がった。読めて本当に良かった。
暗い旅 (倉橋 由美子)
年末から読んでいて、母に、何を読んでいるの?と聞かれたから倉橋由美子と答えたら、父が愛読していたといわれた。実家にある倉橋由美子全集は父のものらしい。血は争えない……。
わたしたちは銀のフォークと薬を手にして (島本 理生)
最近、島本理生さんの本を読んでいなかったのだけれど、そろそろ行けそう、と思って読んだ。良かった。好きだった。
読んでからタイトルを見るととてもいい。
たべることが好きな人はぜひ。
あとは切手を、一枚貼るだけ (小川 洋子、堀江 敏幸)
読んでいて、途中で苦しくなって、しばらく止めていたんだけれど、最後まで読み切ることができてよかった。ありえない、と頭ではわかっていても、あり得る、と心をよぎる。実際のできごとや存在するものがずっと出てくるから、小説だから、あり得ないから、と思えなかったのかもしれない。不器用で、苦しむことはたくさんある。それでも人生を続けていく
漫画
大丈夫倶楽部【1,2巻】(井上まい)
年始にTwitterで見かけて、当然ながら無料公開中に読み切れず、コミックスを買う。毎回の流れ。かわいい。私も少し大丈夫になれるかもしれない
かげきしょうじょ!!【13巻】 (斉木 久美子)
家族の中に入りづらい瞬間ありますね……。成長していくみんなを見ていると涙が出る
メダリスト【1,2巻】(つるまいかだ)
ずっと気になっていたんだけど、読んだら苦しいかな?と思って読んでいなかった、ことを大後悔。もっと早く読めばよかった!私はスポーツ漫画好きでしたね、そういえばね。最新刊まで追いついていて、好きすぎる
今月はまだ2月初旬、えらいね。
風邪をひかないように暮らしていきましょう。
11月&12月の本
11月の本を書こう、と思っているうちに年を越してしまったので、2か月分纏めます。
2023年は毎月更新するぞ……
小説
犬婿入り(多和田葉子)
ペルソナも犬婿入りも私は、息苦しい、暑苦しい、ヒト・モノから急に突き放されるような、そんな感じがした。
多和田葉子さんの文体が好きなので、ずぶずぶと読みました。
ハチ公最後の恋人(吉本ばなな)
私が好きな小説ってこういうのだったよね、と思った。こういう恋が、大好き。悲恋なのかなあ?そうはあまり思えず、常に心は締め付けられるのだけど、ほっと息をつける瞬間もあって、そういうシーンを心底愛おしいと感じる。
脂肪の塊・テリエ館(著:モーパッサン、訳:青柳瑞穂)
19世紀フランスの階級社会。一つ一つの描写に階級を感じる。苦しい苦しい。今でもあること、無くなってほしいこと、無くならないこと。テリエ館もよいです。
セロトニン(著:ミシェル・ウェルベック、訳:関口涼子)
「良い」人生からふとした心によぎる魔でゆっくりと「転落」していく。私は希死念慮が強い方なので、ところどころで主人公の危うさにひっぱられてしまいそうになる。
やらなければならないことを薬の力を借りてやる。
知らないうちに性欲もなくなる。友達は死んでいく。
純粋にフランスの農業についても勉強になり、とてもよかったです。ここから入るのもいいかも。
彼女たちの場合は【下】(江國香織)
あなたたちの心配なんていらないくらい子供たちはタフにやっていけるのだ。ゆっくりと崩壊していく夫婦。バランスの崩れていく感じがかなり絶妙。こういうところ、わかってくれないんだよね、というところを書いてくれていて、嬉しかった。
走馬灯のセトリは考えておいて(柴田勝家)
走馬灯のセトリは考えておいてが最後に来るのヤバ……となりました。ここまでの短編の積み上げで私の脳みそは完璧にSF。その中から元VTuber(故人)が新技術で配信やってくの最高すぎません?主人公のお父さんの話、まだ完ぺきではない技術と、人間の希望みたいなところで心を締め付けられた。
兎にも角にも読後感が最高だった一冊
嫉妬/事件(著:アニーエルノー、訳:堀 茂樹, 菊地 よしみ)
事件は個人的なことで、とても身につまされる本だった。解説に歴史的背景があるが、モーパッサンやセロトニンを事前に読んでおいたのもよかったかもしれない。
嫉妬、一部の人には共感の嵐なのではないだろうか。こういうことを現実にすることはない。でも妄想したことは、あるのではないか
燃えるスカートの少女(著:エイミー・ベンダー、訳: 管 啓次郎)
内容は突飛だが、内容は人間の不変だ。愛はこうだし、友情はこうだ。一夜の愛はそうだし、女の子を通して語られる切なさも。
恋人を海に放すところで、開放感と切なさ、悲しさで感情がくずれてしまった。
エッセイ
ジーノの家(内田洋子)
あまりに夢のようなことばかりで、これがエッセイだということを忘れてしまう。数週間のイタリア滞在ではとても足りないのだなと心底感じた。
私もいつかジーノの家で、坂道に汗をかきながら、暮らしてみたい。
漫画
勇気あるものより散れ【1~3巻】(相田裕)
ちらつくトリエラとエッタ。苦しい。苦しい。運命が、苦しい人の、とても苦しい生き方。「勇気あるものより散れ」のタイトルが分かるのは3巻くらいかな……?
ガンスリを求めてリコリコ違うわ!なった人には心からおすすめです
初恋の世界【12巻】(西 炯子)
薫さん、お願い、苦しいのはわかるの、苦しいよ。私も硬くなった心をほぐすのはとても下手なので、意地、こうしなければ、と思って突き通したい、でもできない。悲しいくらいに分かって、でも、最後のアレが突破口になるかなあ。
呪術廻戦【21巻】(芥見下々)
まじで置いてけぼりなので読み直すぞ~~~って思っているのにね、まだね、分かんないのによんでる。でも戦闘シーンかっこよくで読んでしまうね
おちたらおわり【8巻】(すえのぶけいこ)
絵が良すぎて読んじゃうんだよね。この巻で謎に思っていたことがかなりすっきりしてきた。最後の怒涛の展開よ……。次巻はやくよみたいよお
以上、年末に読んだ本たち。Kindleで166冊読んだらしいので200冊(漫画込み)いっているのだろうな。
そんな感じで読んでますが、ことしから1日1時間は勉強しないといけないので小説100冊はことしもむつかしいかも。でも、志は高くね。
というわけで、新年も宜しくお願い致します。
10月の本
えーっと、そろそろ12月らしいのだけれど、10月の本をおさらいします。
11月が流れ星みたいなはやさで過ぎ去っていくので、ブログの更新が遅くなりました。
祝日があるというのは嬉しいことですね。
小説
なめらかな世界とその敵(伴名 練)
私の情緒が破壊されました。お気に入りは「シンギュラリティ・ソヴィエト」
ディフェンス(著:ウラジーミル・ナボコフ 訳:若島正)
ルージン!なんて不器用で、考えるだけで悲しい。チェスがある世界でよかった。若島正さんの訳文はとても素敵
ベストSF 2022(編:大森望)
収録されている「カタル、ハナル、キユ」が津原先生の最後の作品でしょうか。読んだ直後の出来事で、言葉がなかった。素晴らしいSFでしたので、好きな方はぜひ。
「電信柱より」は心がぐらつきました。こういうのが「愛」ではなくって?
とういうか竹書房のSF系ほんとデザイン最高だよね…
オメガ城の惨劇(森博嗣)
四季さま~~~というのはいいとしてですね。紅子さまもいいとしてですね。おい!
でもこれで喜んでしまうのがファンの悲しい性ですかね。先入観は捨てましょうね。いやでもタイトル……
写字室の旅/闇の中の男(著:ポール・オースター 訳:柴田元幸)
柴田元幸のポールオースター大好きすぎるので、正常な判断はできていないでしょうね。解説にもありますが、ムーンパレスのころのオースターとは全く違います。孤独?社会?家族?よくわかりませんね。全部ちゃんと知らないものです
彼女たちの場合は【上】(江國香織)
久しぶりに江國作品を読めています。少し苦手なのが続いたんだよね。ああ、かわいいなあ。心配とワクワクに支配される。ほんのりとした、ティーンの感情にも
ガルシア=マルケス中短篇傑選(著:ガブリエル・ガルシア=マルケス 訳:野谷 文昭)
マルケス、百年の孤独はあと10年くらいの課題図書にしているのでこれからね。解説をぜひよんでください。ここら辺の歴史をすごい勢いで検索しながら読みました。知らないことばっかりだよ
漫画
推しの子【9巻】(赤坂アカ、横槍メンゴ)
感情:死
カードキャプターさくら クリアカード編 【13巻】
ちゃんとアクスタ付き買いましたが、電子で読んでいます。次巻で終わるのが信じられない。無印も大好きですが、なぜかクリアカード編のほうが元気が出るんだよね
書き終わったら12月なってるじゃん!!!!!
11月の本はあまり多くはないですがいいものが多いです。
9月の本
前月の本を纏める、という意味ではぎりぎりすぎる。滑り込み読書日記。
9月は忙しかったので、あまり読めていません。
小説
掟上今日子の推薦文(西尾維新)
今日子さんかわいい
約束された移動(小川洋子)
短編集。とってもよかった。小川洋子だ…となります
掟上今日子の挑戦状(西尾維新)
急にミステリぽさが増していてびっくりした。
エッセー
未来をつくる言葉ーわかりあえなさをつなぐためにー(ドミニク・チェン)
読んでいて、なんでいままで読んでいなかったんだろう!!!と叫ぶくらい良かった。記憶を無くしてもう一度読みたい。
漫画
GUNSLINGER GIRL 【1~14巻】(相田裕)
リコリス・リコイルがガンスリ、みたいな話を聞いて、コミックスを読み直す。私のなかではリコリコとはやっぱり別物だったな……。ガンスリンガーガールが好きすぎるだけかもしれない。
僕の心のヤバイやつ【1~7巻】(桜井のりお)
うあ~~~幸せに!!!!なって!!!!!!幸せを!!!!!!
少年のアビス【10巻】(峰浪りょう)
情緒が狂いそう……。僕ヤバと交互に読むと頭おかしくなる。
漫画ばっかりでしたが、10月はそこそこ小説を読んだかな??
11月もたくさんよみましょうね
8月の本
8月、暑かったりむしむししていましたね。炭酸水をよく飲みました。
なんとなく治っていた病気が再発して不味い薬を飲んでいます。
忙しいわりに本を読みました。
とはいえ年間100冊(コミック除く)を達成できるのかはまだ謎なんだけれども。
小説
おいしいごはんが食べられますように(高瀬隼子)
文藝春秋で読んだ会社の人とちょっと話をして、人間やね…という話をしました。
読むと、表紙の意味がわかります。
夏への扉(ロバート・A・ハイライン、訳:福島正実)
夏は読みたくなる。SFというより小説なのかなあといつも思うけど、こういう願いの叶いかた、いいなあって思うんです。
掟上今日子の備忘録(西尾維新)
今更ですか?という感じですが、未読なんです。はやく全部読みたいですね。
ミステリ、最近かなり読んでいて、小学生のころとかに乱読したから飽きたと思っていたんだけど、やっぱ面白い。
天地明察【上・下巻】 (冲方丁)
前に読んだ気がするんだけど、記憶が薄れてて、読んどこうかな…って読みました。冲方丁、本当に読みやすい。
あなたのことが知りたくて:小説集 韓国・フェミニズム・日本
巻末にそれぞれの著者のことが書いてある。恋じゃなくても、愛ってあるよね。ずっとね。
さよなら神様(麻耶雄嵩)
♥
Audible
今、出来る、精一杯。(根本宗子)
舞台に行きたかったのだけれど行きたくて、配信でみて、Audibleはご本人朗読だったので、聞いた。ざらっと、ぐらっとする。
三国志【1】(吉川英治)
朗読で聞く三国志、良すぎる~~!テンポ!!戦!!!テンション!!!!
漢字を全然思い出せない以外はいいです。というか紙で読むと読みを忘れているから…
コミックス
呪術回線【20巻】(芥見下々)
段々話忘れてきたから読み返さなきゃ…と思っているうちに新刊がでる。この繰り返し。いとこがジャンプ購読しているので帰省のたびに何冊かもらって帰っている。最近、「かっこいいカット」をかならず1コマいれてないですか?
ジーンブライド【2巻】(高野ひと深)
内容は相変わらずの最高のSF!あとがき読んで号泣してしまった。私たち、怒ってもいいのだよね…ってなんか安心しました。ヤマシタトモコ先生との対談だったのもよかったのかもしれない。苦しいよな~~~~。怒って、ちゃんと改善していきたいですね。
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン【7巻】(磯見仁月)
話ごとの豆知識が大好きで…。今回のドレス装飾やっばい良い。アントワネットかっわいいよなー。統治者云々の前に可愛さにひれ伏してしまう。
あと、結構な頻度でデュバリィ夫人が出てくるのですが、大好きすぎてもう。前にMET展でデュバリィ夫人が飾っていた絵画が出ていて、センス良すぎて5往復ぐらいしてハガキかって帰りました。
僕の心のヤバイやつ【1,2巻】(桜井のりお)
はい可愛い~青春~。最新話ばっかり読んでたので読み返すとさらにときめきが増します。
凪のお暇【10巻】(コナリミサト)
頭の中で、おいしいごはんが食べられますようにとかなりシンクロしてきて感情が高ぶった。振り回されてるね~
9月、漫画ばっかり読んでいる。移動時間が細切れなので、小説が進まない。
母に、コミックス以外で100冊突破が目標なのに厳しそうなんだよね~と言ったら、薄いのばっかりよめばいいんじゃない?っていうサジェストをもらいました。
そういう母は今年観た映画、すでに100本超えていそうなので手帳でもつけてほしいな。
まだ10日はあるので読めるだけ読みます。
果物の旬を閉じ込める【今週のお題「冷やし○○」】
今週のお題は「冷やし○○」
飲み物は、キンキンに冷たいものは飲まないことにしているので、我が家の冷蔵庫に氷はない。
アイスは好きなのでかなりストックがあるのだけれど、一つを丸々食べることが無いので、スプーンなどで一回分を取り分けて食べている。
そんな冷たいものをあまり食べない暮らしだけれど、唯一定番がある。それは「冷やし果物」。
バナナ、パイナップル、ぶどう、ブルーベリーを冷凍している。デザート代わりにつまんでもいいし、ヨーグルトに入れるのもいい。このままチョッパーで混ぜればフローズンアイスみたいになる。
とにもかくにもたくさん食べなくていいのがいい。
フルーツの冷凍をしている人は多いかもしれないけど、したことのない人はしてみてほしい。バナナはねっとり系アイスになるし、パイナップルはすこしキュウキュウする。ぶどうは果汁感がよくて、じゅわじゅわ。ブルーベリーは冷凍すれば手に色素が付かないし、なんにでも使える。
そしてなにより、一ヶ月ほど持つので、冬でも美味しいフルーツを食べられる
一人暮らしでこんなにぶどうをもらっても困るしね…
7月の本
お盆が終わりますね。五山の送り火はいつも母から連絡がきますが我が家はテレビなど置いていないので特にみません…。
8月前半、暇だったような気がするのですけど、ブログの更新ができていませんでした。ということで7月の本の紹介です。
小説
私の名前はルーシー・バートン(エリザベス ストラウト 訳:小川 高義)
架空の小説家の話。だけれど、ルーシー・バートンは本当にいるのではないかと思ってしまう。
貴族探偵(麻耶雄嵩)
気になっていたけどずっと読んでいなかった麻耶先生作品。ドラマ化されていたよね。これ、ドラマだとどうなるんだ…。廃倉庫で優雅にお茶をしばける人間になりたいわね。
いずれすべては海の中に(サラ・ピンスカー , 訳:市田 泉)
前提なしでKindle Unlimitedにあったものをジャケ読み。短編集。表題作、いとおしいすぎる。他にも、とても良いSFで、SF欲はかなり満たされました。
サラピンスカー、めちゃめちゃ良い!!
スタイルズ荘の怪事件(アガサ・クリスティー, 訳:矢沢聖子)
ポアロシリーズを全巻はじめから読むぞ‼と思い、早川セールで大量購入。でもまだ半分くらいまでしか買えていないという厳しい現実。いや、でも私は最後まで読みますからね。
これが7月最終日の本なの、大丈夫??
Audible
8月に2冊読了。ウォーキング中に読むと恐ろしくはかどる。
コミックス
少年のアビス【9巻】(峰浪りょう)
先月も読んだんだけど、記憶力の低下に伴い再読。ちゃこ…
神クズ☆アイドル(いそふらぼん肘樹)
仁淀くん~~モチベがお金なの、まじで好きです。
アニメもはじまりましたね!歌ってる!踊っている!あさひちゃんがかわいい~~
凪のお暇【9巻】(コナリミサト)
そうきた!?そっちにそう来たの!?もう10巻買っているのでそわそわしながら読みます。
8月は割とハイペースかもよ。たくさん書けるといいな。