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綱渡りな日々のあれこれ

Phantasmagoric ファンタスマゴリック - 京橋 千疋屋

 

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所用で大手町まで出かけた。丸の内近辺でお茶飲んで帰ろうかな…と思っていたのに、気が付いたら地下街を散策していて、そのまま東京駅についていた。丁度母と通話していて、「お腹が空いた…」と言ったら、「千疋屋に行ったら?」と言われそのままふらふらと入店。日本橋千疋屋もあった気がしていたけど気のせい??場所が少し違ったかな。日本橋千疋屋推しなので、「間違えたか…?」と思いながら、席に着いたら、出されたメニューに夜パフェが!夜ではなかったけどアルコールが含まれているからかしら。

今回注文したパフェの詳細はこちらの【夜限定パフェ】Phantasmagoric(ファンタスマゴリック) 2月末までの限定品の模様。

www.senbikiya.co.jp

 

そもそも「ぽめろまん」知らなくない!?熊本の幻の柑橘だなんて…祖母の実家じゃん…。買いに行けないだろうか…?流通ルートが決まっているのかな。

 

そんなぽめろまんののパフェは、まず上に鎮座する塩のレースチュイールはもちろん、花穂がかなり良く効いていた。和食の時と同様先に花穂を枝から削いでパフェ全体にかけ、シャンティとグラニテと一緒に口に入れる。なんたる清涼感!ぽめろまんの実はもちろん、上に薄く膜を張っている梅酒ゼリーからのラベンダーのじゃりじゃり。その下に待ち受けるほうじ茶クリームと大葉の奇跡の和の調和…!このクリームで冷えた舌を一度落ち着かせる。梅の実カッテージチーズアイスがさらに和としてのスパイスをしっかりと受け止めていて感動した。

最下層はぽめろまんのチョコレートが入った層で、上には蓋のようにアイシングパイが入っている。スプーンで容赦なく砕くと、中にはぽめろまんと梅酒のボンボンショコラ。梅酒が全体のバランスをうまくとっている。ショコラを口に入れるときの多幸感に勝るものはそうそうない。ショコラの下に構えるフィヤンティーヌとぽめろまんピール、ホワイトチョココポーが最高のバランスで入っていて、最後に鼻に抜けるぽめろまんピールの香りの余韻に浸りながら、ゆっくりお茶を飲んで店を出ました。

 

他に完熟バナナのパフェもスパイシーで魅力的だったんだけど、バナナ、体が冷えるから、もうすこししてからかな?ぜひ食べたい。

 

まさか初の「夜パフェ」が京橋千疋屋になるとは思っていなかったけれど、幸福度の高い、最高の経験ができたと思う。

また限定品が変わるころに堂々と行けるといいな。